普段、在校生に実施している授業以外で、年にかなりの数の授業依頼がきます。
中学校から高等学校、本校に来ての簡単な体験授業からこちらから高校に行っての
本格的授業まで、和、洋、パンと行っています。
本日は東京都立園芸高等学校の和菓子実習授業を覗いてみましょう。
食品科の学生11名です。
高校の実習室を使い授業をしていきます。
実習内容は「学園祭展示用練切手形菓子」です。
各学生が学園祭展示用に自らデザインした製品を仕上げる授業です。
※私はそれぞれの学生をまわりながらアドバイスしていきます。
やはり授業時間が限られているため素材(練切餡)はこちらで準備していきます。
道具も専門的なものを使うため、下記のように準備していきます。
※左から三角ベラ、絹布巾、平板、小田巻き、丸抜き型などいろいろ……
学生達は前回の授業で練り切り手形仕上げの基本を勉強しました。
※練切餡について、着色について、ぼかしについて、道具の使い方などなど
難しいよ〜〜、上手くいかないよ〜〜
やはりかなり難しいらしく、質問がどんどん飛んできます。
各自テーマはいろいろです。(和的な作品、メルヘンチックな作品などなど)
この学生はハロウィンがテーマのようです。
さあ〜〜〜〜完成で〜〜す。
和菓子的な作品もあれば、マジパン的な作品もあれば様々です。
各自の作品(3〜4種類)をそれぞれお盆にセンス良く並べて展示するそうです。
学生みんな、一生懸命、集中して取り組んでいました。
皆さんも園芸高校の学園祭(園芸展)に足をはこんで素晴らしい作品を
実際の目でご覧なってください。何か感じるものがあるはずです………。