本校では高校からの授業依頼を受け、実際に高校に行き、授業を行っております。
主に食品科のある高校ですが、和洋問わず依頼があれば出向いていきます。
中には年に十数回、和菓子の授業を行っている高校もあります。
そういった高校では基本的なことから専門的なことまで…
また、いろいろな種類の和菓子を勉強します。
ここでは「都立園芸高校」の実習授業風景を覗いてみましょう。
食品科の学生13名です。
今日は流し菓子をテーマに[梅酒羹]と[無地錦玉羹]の実習です。
先ずは凝固剤の種類、特徴、使い方などを説明してから梅酒羹のデモを行いました。
学生達は聞き逃さないように、真剣に聞いています。
梅酒羹を流している様子です。
蜜漬け梅をカップに一粒入れ、透明な梅酒ゼリーを流します。
今の時期にはピッタリのお菓子です。
むずかしいイメージの和菓子ですが、こんな手軽に作れるものもあります。
中にはかなりむずかしい製品もありますが、一生懸命作業して、
成功したときの感動はひとしおです。
その感動を味わってもらうために、私たちは依頼があれば出来る限り飛んでいきます。