何気なく町を歩いていると、綺麗にディスプレイされた
お店の展示ケースを目にすることが良くあります。
そのディスプレイに惹かれてお店に入ることも多々あります。
和菓子店でも季節ごとに、ディスプレイや
店内の飾り付けを変えてお客様の目を楽しませます。
この授業では、各グループ(3〜4人)に分かれ、
テーマに沿ったディスプレイのデザインを話し合い決定します。
だいたいのデザインが決定したら
先生と話し合いながらデザインを完成させていきます。
そして1日かけて展示ケースにディスプレイしていきます。
展示するお菓子は練切手形菓子を使用します。
もちろん、テーマに沿ってデザインを考え、作るのです。
まずは練切餡を練ることからです。
この練切餡は展示用の練切で一般のものより水飴が多く入っています。
※乾いてもひび割れないのが特徴です。
各グループに分かれて自分たちのデザインした製品を作ります。
これがなかなか思い通りに行かないのです。
着色も、仕上げもデザイン通りに出来るか心配です。
※展示する製品を仕上げるのも一日作業です。疲れた〜〜
さあディスプレイ本番当日です。
担当の講師は「(有)伊藤プランニング」伊藤 庸子先生です。
※店装アドバイザー、空間コーディネートのお仕事をなさっています。
各グループに分かれて作業スタートです。
先生との話し合いの結果、いろいろな飾り付けの
素材を準備して下さいました。
それらを使って、グループで装飾品を作っていきます。
このスペースの中にディスプレイしていきます。
デザイン通り行かない部分もありますが、
話し合いながら上手く仕上げていきます。
そして、いよいよ完成です。
なんとか、時間内に出来上がりました。
ここで各グループの作品を紹介します。
「春〜お花見」
「春〜ひな祭り」
「夏〜夏祭り」
「夏〜七夕」
「秋〜紅葉」
「秋〜ハロウィン」
「冬〜クリスマス」
どのグループも想像以上の出来映えです。
お菓子と装飾品が実にバランス良く飾られていると思いませんか。
空間を上手く飾り付ける難しさを体験できたと思います。
2日間に渡り、中身の濃い授業でした 満足、満足…。