10日間の中国出張第1弾に引き続き、第2弾をご紹介致します。
第1弾では「王森国際珈琲西点西餐学院」の校内の様子から
授業の様子などをご紹介しました。
第2弾では4日間の実習授業の様子をご紹介します。
受講者は12名、一班3名の計4班で行いました。
葛饅頭を仕上げている様子……
1日目は蒸し菓子、利久饅頭など蒸して仕上げる和菓子3種類、
2日目は練り菓子と流し菓子、わらび餅や水羊羹など4種類、
3日目は焼き菓子、平鍋とオーブン焼き菓子3種類、
4日目の最終日は練切手形菓子を仕上げました。
実習時間は8時半から5時までかなりハードな毎日でした。
時には6時になることも……
焼き菓子の生地仕込みの様子……
もちろん和菓子の材料はほぼ無いため
マイスーツケースで日本から持参です。
道具も有りません……
事前に合羽橋の道具屋で購入して発送しました。
※平鍋、取り板、サワリ、三角ベラ、どらサジ、ゴムべら等々
休憩時間に廊下でパチリ、はいチーズ。
この学校の洋菓子の先生、陳君です。
今回助手として手伝って頂きました。
餡練りの様子……
火床はカセットコンロ、手でサワリを固定して練ります。
生餡は手に入らないため、日本の材料屋さんから各種練り餡を
購入し、製品に合わせて練り返しました。
練切餡も白並餡から練り返しです……。
無事に日程が終了してみんなで記念撮影です。
※中央の紺色のユニホームが通訳の林さんです。
まだ中国で和菓子は一部の人しか知らないということです。
どら焼き、団子、大福、羊羹、饅頭さえも知らない……
今、中国ではネットで上生菓子(練切り)が大人気です。
和菓子=練切手形菓子だそうです。
しかし、今回の授業でわずかではありますが、
和菓子を知ってもらうことが出来たと思います。
こういった機会をもっともっと増やして、
和菓子を世界に広めよう!!
次回、第3弾をお楽しみに……